Epilogue

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少年が読書にいそしんでいた 神聖なベッドで 「やぁっ……本当にどうしたの……!」 その夜僕は 獣のように 朝まで彼を抱いた――。 「今日のあなたはまるで……」 息も切れ切れ 和樹が飲み込んだ言葉――。 その続きが分かる。 僕が 僕自身が――。 今夜は 征司くんのやり方に 支配されていたからだ。
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