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悲鳴が聞こえた方へと小走りで向かうものの、見た限りでは女性の姿が見当たらない。
さっきは確かに女性の悲鳴が聞こえたんだけど、此処じゃなかったのかしら?
「ねぇ、聞き間違いじゃないわよね?」
「それはない。確かに聞こえた」
「…姿が何処にも」
誰も居ないと思っていたけれど、悠斗はマンションの向かいにあるコインパーキングへと向かって歩む。
コインパーキングに何があるのだろうか?
さっぱりわからないながらも悠斗の背を追う様について行く。
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