750人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
「…酷い人ね」
「本能のままに生きてるだけだ」
「それなら私も同じ。って事は私も酷い女って事ね」
思わず笑ってしまった。
私も酷い女なんだわ。
「お前は良い女だ」
「私のどこが良い女なの。沢山の男と遊ぶ酷い女でしょ」
「俺は良い女以外には興味ない。良い女に加え顔もスタイルも良い。お前は高嶺の華だ」
悠斗は大きな手で私の頭を撫でる。
…何だか調子が狂っちゃうじゃない。
いつもの冷たく無愛想な悠斗は何処へ行ったのよ。
最初のコメントを投稿しよう!