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すると友美は、
「中学は、義務教育だから出席しようがしまいが卒業できるのよ」
「だから、高校行きたかったら勉強だけは他の子に負けないよう頑張れば良いのよ」
「毎日学校行かないから、他に色々出来るしね」と言いながら、イタズラっぽく笑ったのだった
「もし学校行かないなら、私と一緒にフリースクール通えば？」
「そこなら、服装も自由だから私みたいな人がいっぱいだよ」
「服も、アルバイトしたら稼げるしちょっと塾行って勉強しとけば高校にも行けるし」
佳奈は、友美の言う事に感心した
でも、アルバイトって？
友美は、
「まあ、アルバイトはフリースクール行ったら教えたげるよ」
「この服だって、アルバイトのお金だしね」
「だから、親にも相談してみたら？」
佳奈は、友美の笑顔に満ちた話に興味を持ち、久々に前に向かう自分を感じていたのであった
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