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夕方、家路を急ぐ。
なにせ小さな町だから、街灯も少なく、
暗くなると、一面の闇になってしまう。
あの家・・・
明かりがついている。
自衛団である隆明は気づいた。
確か、あの家は蓮田さんだ
旦那さんを亡くして一人暮らしで、最近は入院中だ。
・・・・・誰もいないはず・・・・
泥棒か?
このちんけな小さな町であるのか?
いいや、蓮田さんは金持ちだと聞いた・・・・
それを狙って?
インターホーン鳴らし、そのまま、ドアを開けると
若く美しい女性が立っていた。
「誰だ!」
つい声を荒げる。
び、美人だって容赦しねえぞ。
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