12人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
ファストフードで話を終えた(まどかをからかった)後、仁美は稽古があるから先に帰宅し、さやかとまどかは今現在入院しているさやかの幼馴染、上条 恭介のお見舞いの品選びでCDショップへ、俺は今日の夕飯と明日の弁当の具材を買っていた。
修哉「えーと、今日はカレーにして、明日の弁当のおかずは…」
と考えていると
『助けて…、まどか!』
修哉「??」
突然頭の中に響いた声、念話が聞こえた。
修哉(これって俺の世界のフェレットもどきみたいだな…)
俺は声の聞こえたほうへ向かう。どうやら声は上の使われていない階から聞こえてきた。そこにはまどかもいた。
修哉「まどか??なんでここに?」
まどか「修哉君、実は突然声が聞こえてきて…」
修哉「んで?そのままさやかを置いてきたってわけか…」
まどか「あぅ…」
まどかは俯いた。だがすぐ顔を上げ
まどか「ところで修哉君がここにいるってことは声が聞こえたの?」
修哉「あぁ…、(ドサッ)!?」
突然落ちてきた物に振り向くと白い猫(?)が落ちてきた。しかもかなり傷が着いていた。
まどか「大変修哉君!この子すごい怪我してるよ。」
修哉「あぁ…(これは撃たれた後の傷、一体誰が)とりあえず病院へ(ジャリッ)!?」
音のしたほうへ再び振り向くとそこにはコスプレ(?)をした転校生、暁美ほむらがいた。
まどか「えっ、ほむらちゃん??」
そんなまどかの声を気にせずほむらはこっちへ近づいてくる。
ほむら「そいつをこっちへよこしなさい。」
修哉「そいつは無理だな。何より理由がない。」
俺がまどかの代わりに答える。
ほむら「そいつは、インキュベーターはまどかを狙っているのよ。」
修哉「?、意味がイマイチ分からんがとりあえずこいつの名前がインキュベーターってことは分かった。」
とりあえず白い猫(?)の名前がインキュベーターと分かり、この傷も暁美ほむらと言うことが分かった。だが…
修哉「だから殺すのか?いくらなんでもやりすぎるぞ。動物虐待の一部になる。」
まぁこれがストーカー扱いになるかは分からんがな。
修哉「じゃあもう一つ聞くがこの怪我もお前がつけたのか?」
ほむら「だったらなんなの?あなたには関係ないわ。」
いや、そしたら銃刀法違反だろうが…
最初のコメントを投稿しよう!