第1章

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ファストフードで話を終えた(まどかをからかった)後、仁美は稽古があるから先に帰宅し、さやかとまどかは今現在入院しているさやかの幼馴染、上条 恭介のお見舞いの品選びでCDショップへ、俺は今日の夕飯と明日の弁当の具材を買っていた。 修哉「えーと、今日はカレーにして、明日の弁当のおかずは…」 と考えていると 『助けて…、まどか!』 修哉「??」 突然頭の中に響いた声、念話が聞こえた。 修哉(これって俺の世界のフェレットもどきみたいだな…) 俺は声の聞こえたほうへ向かう。どうやら声は上の使われていない階から聞こえてきた。そこにはまどかもいた。 修哉「まどか??なんでここに?」 まどか「修哉君、実は突然声が聞こえてきて…」 修哉「んで?そのままさやかを置いてきたってわけか…」 まどか「あぅ…」 まどかは俯いた。だがすぐ顔を上げ まどか「ところで修哉君がここにいるってことは声が聞こえたの?」 修哉「あぁ…、(ドサッ)!?」 突然落ちてきた物に振り向くと白い猫(?)が落ちてきた。しかもかなり傷が着いていた。 まどか「大変修哉君!この子すごい怪我してるよ。」 修哉「あぁ…(これは撃たれた後の傷、一体誰が)とりあえず病院へ(ジャリッ)!?」 音のしたほうへ再び振り向くとそこにはコスプレ(?)をした転校生、暁美ほむらがいた。 まどか「えっ、ほむらちゃん??」 そんなまどかの声を気にせずほむらはこっちへ近づいてくる。 ほむら「そいつをこっちへよこしなさい。」 修哉「そいつは無理だな。何より理由がない。」 俺がまどかの代わりに答える。 ほむら「そいつは、インキュベーターはまどかを狙っているのよ。」 修哉「?、意味がイマイチ分からんがとりあえずこいつの名前がインキュベーターってことは分かった。」 とりあえず白い猫(?)の名前がインキュベーターと分かり、この傷も暁美ほむらと言うことが分かった。だが… 修哉「だから殺すのか?いくらなんでもやりすぎるぞ。動物虐待の一部になる。」 まぁこれがストーカー扱いになるかは分からんがな。 修哉「じゃあもう一つ聞くがこの怪我もお前がつけたのか?」 ほむら「だったらなんなの?あなたには関係ないわ。」 いや、そしたら銃刀法違反だろうが…
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