罪と罰に時効はない

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タクシーを降りて、ビル前で電話をかける 百菱に知り合いなんていないけど、入口近くで落ちつかない すぐに市川さんがでて、「降りるよ」という返事を聞いてしばらくしたら 目の前に現れたのは、 随分と身体の大きな、――男性だった 「――成田さん?」 「あっ、は。はい」 「――ふん」 ふん、て。 な、なに?
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