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空模様 #2
「違っ!!彼氏何かじゃないよ……ちょっとデートするだけだよ…」
私は段々声が小さくなる
「それを世間では『お付き合い』って言うのよ!」
やっぱり?
「でも、早瀬君がそんな難しく考えないでって…作業の打ち上げみたいな感じでって……」
「ふーん…何かうまく言いくるめてるわね……本当に中学生?」
「う…うん…」
慧は椅子から空のジュースの缶を見事ゴミ箱に入れる
「ま、深月が行きたいなら誰も何も言わないけどさ、キュンキュンしちゃったの?」
「え?」
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