キューピッドな男

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「大丈夫~俺が気づかなかったのも悪かったし!」 当たり前だ 俺は『面白そう』って理由で分かっててぶつかったんだから。 もし隣に親友が居たら絶対に出来ない行為 俺はとびきりのスマイルで彼女を見た 彼女のお弁当箱を心配すると恥ずかしそうに真っ赤にする うん、昴が彼女をからかいたくなるのがなんとなく分かる 「先輩は……大丈夫ですか?」 本当に俺を心配してくれる彼女にちょっと罪悪感が芽生える …あくまでもほんの少し。 「航平!何やってんだよ、行くぞ!」
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