キューピッドな男

5/11
前へ
/35ページ
次へ
「予定が合えば…ねぇ~」 俺は予鈴と同時にパンを食べ終わる 「航平は何気に忙しいからなぁ…」 「何気にって失礼だなぁ~」 次の授業が始まっても俺は後ろの席を良いことに教科書でうまく隠してハガキを選ぶ 俺は地元の放送局のDJをしてる 局員が知り合いの叔父さんで偶々時間に空きが出来て次の番組迄の穴埋めでやったラジオが何故か評判が良かった 「俺の好きな事」をしていいって初めた番組 クラスメートは俺がそんな事してるなんて誰も知らない。 一人の親友を除いて。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加