キューピッドな男

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沢山のハガキの中から常連と新規の新しいペンネームに分けてると 「織姫星……」 一枚のハガキを手に取って本名を見る 俺はハガキの名前の主が居る四階の一年生の教室を見上げると彼女は席を立っていた 織姫星…… 夏に一番輝いているベガ いいペンネームだよね。 「皆川、これ解いてみろ」 「はぁい」 先生の声に返事をして黒板の問題を解く 「よし、戻っていい」 ハガキ選びに没頭しても先生の声は見逃さない 見付かったら厄介だもんね。 俺は彼女のハガキを採用のグループに入れた
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