鏡の国の自分 #2

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バンッとドアを開け部屋に怒鳴りこんで来た母親 「……」 勿論、ノックは無い 信じらんねぇ… 溜め息を吐きながら立ち上がり母親とすれ違いながら言った 「こういう強引な強気なタイプは絶対に俺は嫌だね…行ってきます」 「お風呂に入ってくれればいいのよ…全く」 母親の横をすり抜け一階に降りるとリビングに親父が居た 珍しい… 普段は直ぐに書斎に籠る癖に 「そうか…解った。有り難う、夜遅くに…あぁ、昴が嫌がっても毎日……悪いね」 「……」
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