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リビングに顔を出して直ぐに二階に上がって行った兄貴を少し困った顔で母親が見てた
本当の母親との思い出が強い兄貴だから兄貴の気持ちもなんとなく解るけど
「何だよ…俺みたいに悪態つけばいいのに」
「昴さんは翔ちゃんみたいに単純じゃないの。繊細なのよ…」
「何だよ!!単純って…俺だって繊細な悩みくらいあるんだからな」
そうだよ、本当に単純ならここで、ジャガイモの皮剥きなんてしてねーっつうの…
あの後、親父が帰って来て久しぶりに四人で夕飯を食べた
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