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「覚えて…ますか?」
「勿論…そんな気分で聴いてたい曲を選曲したんだから…僕は」
いつも思い出して選曲してたんだ
「やっぱり…昴さんだったんだ…嬉しい…凄く素敵な人なんだろうなぁって思ってたから」
「期待裏切ってないかな?」
「昴さん…意地悪……昴さんが私の中の誰よりも一番なんですよ?期待を裏切るなんて…無いです」
参ったね…
今、傍に居たら抱き締めて、この病室から絶対帰さないな…
通話の向こうでは明るく笑ってる声が聞こえる
「深月ちゃん」
「はい」
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