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星屑の確率 #2
色々考えても仕方ない、
俺が行っても仕方ないかも しれないけど
『俺は』今、兄貴の側に居たいから
軽い自分の荷物を大袈裟に持ち直して前を見ると見慣れた長い髪が揺れてる
このままゆっくり歩いててもすぐに追い付くけど‥‥‥
「深月!!」
前を走ってただろう人物の名前を呼ぶと振り返って大きな瞳が俺を捉えてる
肩が凄く揺れてる…‥走ってたみたいだから肩で息してたんだろう…
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