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深い睡眠だとしても彼女が目覚めてるかも知れない。
王子より先に目覚めてしまい不安を抱いて探してるかも知れない…
「‥‥‥昴、代理で行ってくるから早く起きろよ」
布団から出た昴の手に栞を握らせる…お守りなんて無いから‥‥
深月ちゃんが寝てた場所に先に行くと、もぬけの殻だったので昴の病室に行くと不安そうに入口で佇んでいる。
時間も確認しただろう‥‥余計不安になってるはず‥‥
「あ‥‥‥‥航平先輩‥‥?」
少し足早に行き、いつもの様にポーカーフェイスを作ろうとしても作れないまま深月ちゃんの腕を取り歩き出す
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