物語の先にある物語

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一日一日がとても短く感じた 「何時の飛行機だっけ?」 「えっと…‥ちょっと待ってね?」 「取り合えず電車乗ろうぜ」 教えて貰った出発時刻を確かめようと鞄の中から手帳を出そうとした私の腕を掴んで発車のベルが鳴る電車に引っ張る 「ちょっ‥‥‥危ないよ、早瀬君ってば‥‥私、まだ‥」 「間に合った…‥‥何?改札二人分で通しておいたから‥‥はい、切符」 苦しい‥‥‥最近、運動不足だったせいか‥‥少し走ったら息切れが‥‥慧に言ったら呆れられそう‥‥‥ 「‥有り難う…‥‥切符代‥‥‥」
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