銀色の栞 #2

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起きないように静かに頭を軽く何回か叩くように撫でて部屋を出た 心配で‥‥気になって‥‥眠れなかったんだろうな‥‥‥ 俺と二人になったら昨日の事を聞かれるかと思ったけど、そんな余裕は無かったみたいだ 「さて‥‥‥」 取り合えず手術室の控え室に向かったら居るはずの弟君が居ない 「あれ‥‥‥昴にくっついていったんだけどな‥」 時計を見てもそんなに時間が経ってる訳じゃ無かったけど…‥ 屋上かな‥‥‥ 思うよりも先に足が動いてた
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