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物語の先にある物語 #2
「‥‥‥行っちゃったね」
「こんな外まで見送りしても飛行機から見えないと思うぞ」
少し風が冷たいのか早瀬君は両手を抱えながら金網に凭れ掛かってる。
「でも、私達からは航平先輩の姿‥‥飛行機は見えてるでしょ?」
「‥‥‥‥‥」
青い空、雲ひとつ無い青空に航平先輩は飛んで行った。
ナイトフライトを楽しみにしてるあたり航平先輩らしい…‥
沢山の星を観てくださいね
「お帰り~深月ちゃん」
「吉本さん、ただいまです」
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