第1章
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疲れたと口にするのは簡単だ。 響きも語呂もいいから、噛む必要もない。 しかし、その言葉に意味がない。 「よ、幹事」 同輩の吉田。 名前で呼べよ。 「これでも尊敬のねんをこめて、呼んでるつもりだよ、俺は」 ああ、そうかい。 だったら部長のことも、ゴミとかクズとかじゃなくて、せめて人間って呼んでやれよ。 「おい、声がでかいって。それに、そこまで言ったことないぞ」
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