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「取り敢えず、近衛軍に麗の大隊を入れると共に、機体を変えないとね。」
「近衛の主力機、草薙だったな。」
「だが、階級は必然的に上がらねばならない。」
「だが、反感を買わないか?近衛の武家出身の連中に」
「そこは安心して。確認したけど麗の大隊は全員外様武家だったから。」
「はい?」
「何で武家出身者が帝国軍側に、いるんだ?」
「近衛軍側に行きそびれたらしいです。」
「タイミングを失っただけか。」
「これから、分けていったら?」
「いや、他に帝国軍側に居ないか調べたが、この大隊以外無いみたいだ。」
「そう。」
大島で保護した少女、のちウィッチとなりうる少女達は身寄りが無いことから近衛軍航空隊が面倒を見ることとなった。
36人にmindcontrolによる後遺症はなかったものの、ウィッチとしての技量が既についていたため、近衛ウィッチ軍は、模擬戦による鍛練を続けた。
九条麗は、通常では信じられない速度で怪我が回復し、更にもとある大隊に二個大隊が足され、連隊として動く事が決定。 しかし、技量では文句なしだが、心配性の姉と十文字が大隊長に着き、麗を支援する事となり、更にいつ何処で知り合ったか分からないかのウィッチ36人を部下として独立機動隊が設立。
扶桑帝国近衛軍独立機動隊第1連隊連隊長に九条麗大佐。副官に大隊長の十文字豪中佐と九条唯依中佐、航空ウィッチの月詠香織少佐がついた。
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