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ー場転ー学校ー
春太郎『(口に紐をくわえた様に)アキヨシは忘れ物が多いな…しかも今日は一番大事な』
平地『あれ?こんな所に…ワンちゃーん!どうしたのー?迷子ー?』
春太郎M『(匂いを嗅ぐ仕草)これは…消毒液の匂いか…アキヨシがいつか言っていた"ほけんしつのせんせい"だな』
[SE:紙袋を置く音]
春太郎『こんにちは。忘れ物を届けに来たのだが』
平地『あれっワンちゃんお話出来るのー?すごーい!』
春太郎『生憎、同族の様にワンと鳴けないのでな。すまない』
平地『どうして謝るのー?とっても素敵じゃない!』
春太郎『そうか?それはどうもありがとう。私は春太郎。これを日坂アキヨシに届けたいのだが』
平地『あっ日坂君のお家の子なのねー。ワンちゃんは中には入れないから、私が届けてあげるね』
春太郎『ありがとう。それでは私はアキヨシを一目見てから帰宅するとしよう。またな』
平地『はーい、承りましたー。気をつけてねー』
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