第1章

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はぁ、疲れた。 お茶入れて飲もうっと。 お気に入りのティーカップに、アップルティーを注ぐ。 そうだ、こないだ友達からもらったカナダのお土産クッキーでもつまもう。 ほっと一息し・・・ ピンポーン。 インターフォンが鳴る。 ・・・何? ユキコが何か忘れ物?って、アイツ手ぶらだったもんな。 もう10時だ。今度は新聞の集金とかかも。 足をずりずり玄関。ドアスコープを覗く。 ・・・何か・・・お水のオネ-チャンみたいのが居ますけど? じーーーっと見る。ヤベェ。何かコイツ、ナイスバディじゃね? あたしはこの時ハッキリと、この出来すぎた状況に陰謀を感じた。 優雅なティータイムはまだ、遠そうだ。
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