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「・・・。タケシさんから話を聞いてるのね!そうよ、私はどうせ妻じゃないわよ!
でもね、私はずっと、タケシさんを愛してるの!誰よりも!
この気持ちは本妻にだって負けない。負けてるワケが無い!だから別れて欲しいの!
どうせアナタにとっては暇潰しなんでしょう?だったら他を当たって欲しいの!
タケシさんが他の女を抱いてると思うだけで気が狂いそうになるわ。
奥様は、私よりずっと前に出会って結婚してしまってるし、タケシさんももう妻とは寝てないって言うし、
何とか溜飲を下げる事は出来ても、私より後に出逢った女はイヤなの!
私だって奥様より早く出逢っていれば、タケシさんと結婚するのは私だった筈だし、タケシさんも妻には義務があるから離婚は出来ないって感じでそれは仕方ないし、しかも、奥様の方が私よりも年上だから、平均寿命から考えて奥様の方が先に亡くなる筈だし、そうなったら、余生の数年一緒に暮らそうねって言ってくれてるし、籍も入れるって言ってるし、
とにかく、タケシさんと別れて欲しいいのよぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!!!」
・・・・・・・・・・・・。
早口にまくしたててユキコは興奮しすぎてゼェゼェ言ってる。
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