第1章

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私って生きてる意味あんのかな…。 そういつも思う。心と体がいつも夜になると、 痛い、苦しい。 「プルルル…」あぁ、かかってきた。 それは私の親友(仮)がいつものように電話を かけてくる。相談事で。付き合っている相手は 私の元カレ。とても苦しい。彼があの子にも 同じの事してると思うと…。 「なにー?るる~」 「あのねぇ~るるはく君とキスしちゃたぁー」 「そっかぁ、良かったね。」 「次のね誕生日の夜はく君のお家に泊まるの~」 「進歩出来て良かったね」 「うん!これもふゆのおかげたよ! 大好きふゆぅ~」 「うちもるる大好き。」 「じゃあ明日ねぇ。おやすみ♪」 「うん。おやすみ」 本当は、るるなんて大嫌いだ。 人の彼氏を取ったくせに。 それは、私とはくが付き合ってた頃。 その日は、るるとりょうとはくと私で カラオケに行った時。 「あー、喉乾いたぁ。はく?」 「ん?何?」 「取ってきて?お願い。」 「ん。分かった。」 「るるもいくぅー。」 「いってらー」 その時は、分からなかった。 るるとはくが浮気してたって事。 「遅いねー。はくとるる」 「うん。私見てくる」 「ん…」 !?。何してるの…?二人とも。 キスしてるんだ。それに...。 「あん。そこ触っちゃぁめぇ」 「いーじゃん別に誰も見てないし。」 「ん…あ」 カタ…。 あ。もうダメだ。涙が勝手に。 「ふゆ…?」 きずかれた。 もうやだ。やだやだやだ。 「ふゆ!まてよ!」 「放して!」 「やだ。」 「放してよぉ…」 「ごめん」 「何がごめんなの?」 「浮気してたこと」 「今日だけじゃないの…?」 「うん…」 「そっか。まだ続けるの?」 「うん。だから別れよう」 は?言ってること意味が分かんない。 やだ。別れたくない。 「良いよ」私から出た言葉はそれだった。
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