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「ねぇ、ネオラ。それ賞味期限過ぎてるよ?」
「は?」
ここはプラズマが住む一軒家。
彼女は、コンビニのおにぎりを食べるネオラを見つめ、そう言った。
「あぁ、天使は賞味期限過ぎようが毒が入ってようが食べても害は無いんだ」
「そうなんだ…」
「今哀れみの目で見ただろ」
ピキッと血管が浮かぶネオラ。
プラズマは苦笑した。
「いや、便利だなー…って」
「まぁ、周りは問題大ありなんだがな」
遠い目。
「賞味期限って言っても、美味しく食べられる期限だしねー」
「(いやいや、腹痛になったらもともこもないって…ネオラは堕天使だから平気だけど…)」
陰からこっそり見つめるレンちゃんでありました。
fin
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