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それからと言うもの、夜が寂しくて溜まらない。
だから、遊んでた。いつも、はく見たいな子と遊んだり付き合ったりして。でも、全然満足じゃないし物足りないぐらい。だから、もうやめた。
遊んだりするのは。あれから彼とは会って居ない。学校は仕方ないけど、教室は一緒だけど。席がはくは一番後ろで私は一番前。るるとりょうは違う教室。今思うとるるはわざとらしく初めてキスしたなんていってる。まじうざい。消えてほしい。「何?りょう」
「起きてたんだ。寝てるかと思った。」
「寝てないよ。」
「なぁ?今から遊ばない?」
「時間遅いじゃん」
午後9時だった。
家は8時までに帰って来ないと行けないから、
当然もう出掛けちゃダメ。だけど親は家に帰って来ない。
共働きなのだ。お母さんはアメリカでデザイナーやってて、お父さんはある会社の社長。
親なんてこのさいどうでもいい。
「ダメ?」
「いいよ。」
何なんだろう?こんな時間に遊ぼうだなんて。
ぁあ、やばい泣きそうだ。苦しい悲しいもうやだなぁ。こんなの。
「よ!」
「で、何?何したいの?」
「もう、冷たいなぁふゆはぁ。あ。ふゆ今から俺んち行こう!なっ?」
「何で?」
「家に来てほしいから?かな。うん」
「いーよ。」
「おん。分かった。走って行くぞ!」
「んなアホな!待ってよー!はやいー!」
はぁはぁはぁ。もう、何なのこいつはぁ。
でも、そんなところが好き。
「着いたな。意外にも早く着いたな。」
「もー!りょうが走るからだよ。」
「ごめんー!」
さしぶりな気がする。
前の時はふられた後ダメージヤバかったから当分泊めて貰ってたっけ。
いつも、私が悲しそうな顔してたりすると。
いっもやってくる。私の王子さま。
「久しぶりだな、おまえが来んの。」
「うん」
「俺風呂入ってくるわ、てか今日泊まってけば?」
寂しいしいーか。「うん。泊まる。ありがとう」
「?何が?」
「いや別に?お風呂入ってこないの?」
「あぁ、じぁ入ってくるわ」
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