第1章

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それからと言うもの、夜が寂しくて溜まらない。 だから、遊んでた。いつも、はく見たいな子と遊んだり付き合ったりして。でも、全然満足じゃないし物足りないぐらい。だから、もうやめた。 遊んだりするのは。あれから彼とは会って居ない。学校は仕方ないけど、教室は一緒だけど。席がはくは一番後ろで私は一番前。るるとりょうは違う教室。今思うとるるはわざとらしく初めてキスしたなんていってる。まじうざい。消えてほしい。「何?りょう」 「起きてたんだ。寝てるかと思った。」 「寝てないよ。」 「なぁ?今から遊ばない?」 「時間遅いじゃん」 午後9時だった。 家は8時までに帰って来ないと行けないから、 当然もう出掛けちゃダメ。だけど親は家に帰って来ない。 共働きなのだ。お母さんはアメリカでデザイナーやってて、お父さんはある会社の社長。 親なんてこのさいどうでもいい。 「ダメ?」 「いいよ。」 何なんだろう?こんな時間に遊ぼうだなんて。 ぁあ、やばい泣きそうだ。苦しい悲しいもうやだなぁ。こんなの。 「よ!」 「で、何?何したいの?」 「もう、冷たいなぁふゆはぁ。あ。ふゆ今から俺んち行こう!なっ?」 「何で?」 「家に来てほしいから?かな。うん」 「いーよ。」 「おん。分かった。走って行くぞ!」 「んなアホな!待ってよー!はやいー!」 はぁはぁはぁ。もう、何なのこいつはぁ。 でも、そんなところが好き。 「着いたな。意外にも早く着いたな。」 「もー!りょうが走るからだよ。」 「ごめんー!」 さしぶりな気がする。 前の時はふられた後ダメージヤバかったから当分泊めて貰ってたっけ。 いつも、私が悲しそうな顔してたりすると。 いっもやってくる。私の王子さま。 「久しぶりだな、おまえが来んの。」 「うん」 「俺風呂入ってくるわ、てか今日泊まってけば?」 寂しいしいーか。「うん。泊まる。ありがとう」 「?何が?」 「いや別に?お風呂入ってこないの?」 「あぁ、じぁ入ってくるわ」
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