突然は衝撃過ぎて吐きたくなる

2/10
前へ
/10ページ
次へ
学校に行きたくない… 誰もが一度は思ったことがあるだろう… 勉強が嫌いだから 友達が居ないから 苛めに合っているから… 理由は人それぞれ… 変な人は 時間の無駄だからとか思ってるかも知れない… が、言うまでもなく俺は前半の勉強が嫌いだからだ… 特には社会や英語、歴史なんかは好きだが覚えるなら話は別だ… 蜜「……はぁ…」 そんな事を考えてため息を付いている俺は 黒澤 蜜(クロサワ ミツ) 髪が金とは違う黄色 蜂蜜に近い色だから蜜と名付けたらしい 目も同じ色だ 容姿はそこまで良くはない 平凡ってとこかな(綺麗系のイケメン自覚は無い) 何度か女子に告白された事はあるが 正直女子と付き合う時間があれば小説を読みたい など考えていれば 学校の昇降口に付いた 上履きを簀に軽く投げて ロッカーに靴を入れて上履きの踵を踏んで教室へ向かう 現在7時40分 授業は8時20分からだ 校舎には部活の朝練中の人や先生以外は誰も居ない 俺は毎日この時間に来る なるべく長い時間小説を読みたいからだ それに家族の弁当や朝飯も作るから 早く起きていて当校時間になるまで小説を読んでおこうと思ったらいつの間にか 8時15分…… その日は遅刻ギリギリだった… 遅刻は嫌なので早めに出ることにした 2ー3 誰も居ない教室 俺の席は窓際の一番後ろ ベストポジションだ!! 中学の様に席替えはしないため 俺は3年になるまでここだ… さてと…小説の続きでも読もうかな… 最近はファンタジー物にハマっている 勇者らしい勇者や そんな勇者を倒す魔王や 勇者召喚、巻き込まれ、転生モノ… 他にも色々あるが全部好きだ… 特に世界最強モノだ!! 生まれ持った天性の才能と膨大な魔力!! そのせいで化け物と言われたりするが 自分を犠牲にしてでも…どんなに傷付けられても…それでも尚世界を護りたい!! 純粋に人類を護りたいと言う優しさ… 読んでいて感動する!! さて…それじゃあ… 異世界ファンタジーの世界最強モノ… 続きを読もう……… そして俺は後ろに立っていた担任に気付かず小説を読み始めた…
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加