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蜜「生き返る~」グイッ
流石に苦しかったから少しだけネクタイを緩める
杉「蜜って裸白いな…」ジッ…
蜜「杉村は黒いな…日焼けで…」
杉「うっせ!!そんでもって杉井だよ!!」
蜜「キリセンは凝視すんな……なんか鳥肌が立つ…」ゾワッ
桐「思ったより白かったからつい……」グッ
キリセンが俺のシャツの襟を少し引っ張って覗いて来る
蜜「嫌見るなよ…近いし…」ゲシゲシ
桐「蹴るなっ!!」
杉「キリセンって何しに来たんだ?」
蜜「知らねぇ」ゲシゲシ
桐「だから蹴るなって!!俺は黒澤が課題提出してねぇから取りに来たんだよ」
杉「えっ!?蜜が!?珍しいな…」
蜜「そんなのあったか?」
桐「お前…この前俺の授業中に寝てただろが……その時にお前に特別課題渡したんだよ…」
蜜「…………あ~あれか?そういえば貰ったな~ファイルに挟まなかったから忘れてた…」
桐「黒澤今日放課後残れよ?」
蜜「はいはい…」
杉「じゃあ蜜!!部活早めに終わったら一緒に帰ろうぜ!!」
蜜「わかったわかった、それじゃあな~キリセン」
桐「ちゃんと残っとけよ」
ガラガラガラッ
キリセンが教室を出ていった
杉「蜜も大変だな…」
蜜「まぁな~でも理科だから良かったわ~」
杉「蜜の得意教科だもんな!!」
蜜「そゆこと~」
「蜜…おはよう…」
蜜「あっ……祐斗おはよう」
こいつの名前は
御村 祐斗(ミムラ ヒロト)
俺の幼馴染みだ…
イケメンで冷静、
成績優秀、スポーツ万能…
学校のアイドルって感じだ
幼馴染みって言っても挨拶位でそんなに話しては居ない
祐「杉井君…ネクタイはちゃんと絞めてくれるかな?風紀が乱れるんだけど?」
ついでに現在風紀委員
杉「へ?……うわっ!?なんだこれっ!?」
蜜「気が付いてなかったのかよ……杉井こっちに来い…結んでやすよ…」
杉「サンキュー」
シュルッ…
杉井のネクタイをほどく
キュッ
蜜「はい終わり次はちゃんとしてこいよ?」
杉「ありがとな蜜!!綺麗な結び方だなぁ」
グイッ
蜜「ぐっ…祐斗…?」
祐斗が俺のネクタイを掴んで引っ張る
祐「人のをやる前に自分の事をしてくれる?」キュッ
蜜「あっ忘れてた…ありがとう」
祐「別に?それじゃあ…」スタスタ
祐斗が教室を出ていった
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