第1章

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私が小学校1年生の時、おじいさんが一匹 の子犬をくれました。 私はその犬に太郎と名付けました。 本当に、大切な犬でした。 しかし、その犬は私が小学校4年生になっ たとき母が、汚いという理由で、保健所 に連れていかれ、 殺されてしまいまし た。 私の精神は、どんどん壊されていきまし た。 こんなことも ありました。 ガンダムのプラモデルで、グフを作った ときの事です。 夜、兄が私のプラモデルのグフを持って きて、私の目の前で、バラバラに壊して 言いました。 オマエハプラモデルなんかを作って遊ん でん時やねえ、と言い、私は大声で泣き ました。 家庭や親戚は皆狂っていました。 親戚のおじさんからある日、こう言われ たこともありました お前なんか早く死んじまえ、とか、 母親には、ホッベタをつねりながら、お 前なんかうまれてこなきやよかったのに と、さんざんでした。 私は幼稚園から中学校3年生まで、学校に ほとんどいってません。 私の知識の80%は、多重人格から、教え てもらいました。 ただ、おかしいのは、私が得た、経験か ら学んだ情報なら、わかるのですが、 あきらかに、学んでいない、途方もな い、知識を彼らが、すでにそっていると いうことです。
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