第1章

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私は本当に困りました。 学校から帰ってくると、私は母に説明してもう電話を掛けないように言いましたが、まったくの無駄でした。 そのおかげで、悩んでしまい、また、登校拒否を始めました。 それでも楽しいことはたくさんありました。 ある時、男友達の一人が、遊園地に遊びに行こうよと、誘ってくれました。 私はお金が全くありませんでしたが、母に相談すると、意外とお金を5000円くれました。 そのおかげで、一日、友達6人と楽しく遊ぶことができました。 そうこうしているうちに、二月一四日のバレンタインデーが迫ってきました。 みんなそわそわしていましたが、私には意味がないと思い、二月十四日の日は 疲れてもいたのでずる休みをしました。 そして、家で休んでいると、私の初恋の人が、学校帰りに来てくれました。 彼女は、学校のプリントを私に渡すと、手、を出し手と言いました。 私はなんだろうと思い、手を出すと、小さな100円もするチョコレートを くれました。 正直すごくうれしかったです。 私はその子に、お返しにあめをあげようとしましたが、クラスの女子に見つかり、飴を全部取られてしまいました。 それで、好きな人に謝ろうとしたら、烈火のごとく怒り狂っていて、起こられてしまいました。 でも、長い間、生きてきましたが、一度も恋愛を体験したことがないです。 今では、ま、いいか、と思っていますが、ある意味悲しいです。 最高に楽しい友達とも、卒業式にばらばらに別れてしまいました。 次は中学生です。 相変わらず、学校の授業に全然ついていけませんでした。 友達もできず、途方に暮れていたら一人の男子生徒が来て、話しかけてきました。 そしてその型とは現在でもよい友達です。 もう、小学生の時のように、誰かが迎えに来てくれることはありませんでしたが、友達ができたのはすごくうれしかったです。 私は相変わらず登校拒否を繰り返していました。 成績は、小学校一年生から中学校三年生まで、オール1でした。 私はすべてに絶望していましたが、そんな私を常に助けてくれたのが、心の中に響く謎の声の主でした。
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