第1章

9/10
前へ
/12ページ
次へ
次の転機は中学2生の時でした。 私に最高の5人の友達ができました。 彼らは私にとって、人生の宝者の忘れられない、友達です。 彼らとはゲームセンターやスケート、プール、遊園地などによくいきました。 まあ、もう、彼らは別の人生を歩んでいるので二度と会えませんが。 最後の中学3年生は最悪でした。結局友達は一人もできませんでした。 私が中学を卒業するころ、みんなは高校の受験の真っ最中でした。 私は先生から卒業したらすぐ、就職しなさいと言われ、分厚い仕事の本をもらい ビデオの機械作業の仕事を選びました。 そうして、卒業式を終えました。 今でも覚えています。 あの一人だけを感じる悲しい卒業式を。 私は卒業してからすぐに履歴書を書き、面接に行きました。 何とか、就職しましたが、私の精神状態も体力も限界でした。 私はたった、一か月で仕事を辞めてしまいました。 そのあと、何か月かは、ニートの生活をしていました。 そのうち、回復もしてきたので、いろいろなアルバイトをしましたが、すぐ、首 になったり辞めたりしていました。 もう、私のそばには誰一人友達がいませんでした。 毎日気が狂う思いを何年かしました。 そのうち一人の友達が、私に電話をかけてきました。 彼は高校生になっていましたが、遊ぼうよと言ってくれました。 小学校5~6年の友達です。 この人は一番大切な友達でした。 色々と遊んでいるうちに彼の友達を紹介されました。 いい人たちではありませんでしたが、よく遊びました。 その中の一人の内が、毎回日曜日集まる場所でした。 そこで、D&D「ダンジョンズ&ドラゴンズ」という遊びを何年もしました。 その時の二人が、ドラゴンランス戦記という小説を貸してくれました。 そして、当初、流行っていたドルアーガーの塔という、アドベンチャーゲーム・ ブックを借りて、私なりにオリジナルの小説を書いたら友達が面白いね、と言っ たので、小説家になれたらいいなー、という夢を持ちました。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加