四月上旬

5/8
前へ
/8ページ
次へ
「なあ……」 このとき、キョドっていた僕は声色も最悪に低く、無愛想だった。 「桜、見に行こう」 すこし間を空けて、彼女は小さく吹きだした。 「夜だよ?暗くて見えないよ。どこ行くの?」 「学校だよ」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加