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シュン「ん。
御免ね。
退屈だった?」
ハル「きゅるる!」
シュンが聞くとそうでもないよ、
と言いたげに元気に鳴き声をあげる。
シュン「ん。
ありがと。
」
言葉は当然解らないがシュンとハルは何故か会話が成立しているのだ。
シュン「さてと。
ハル。
探知。
」
ハル「きゅ!」
ハルの眼が青白い光を放つ。
暫く辺りを見渡すと1つの寂れた小屋に目が止まった。
シュン「そこ?」
ハル「きゅるる!」
シュン「そ。
行こっか。
」
シュンは再びフードを被り、
小屋に入る。
中はもぬけの殻だ。
シュン「しょうもない偽装だね。
」
シュンは軽く床を蹴った。
すると地面にあった扉が開く。
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