5人が本棚に入れています
本棚に追加
暗がりで体育座りでシュンを見つめる瞳は猫の様だ。
「あんた。
おいらたちを助けに来たって言ったっすか?」
姿は見えないが高い声から推測すると少女だとシュンは思った。
シュン「そうだけど?」
「無理っすよ。
そう言って何回か人が来たけどそこの牢屋に放り込まれてるっす。
」
シュンが少女の指差す方を見ると見覚えのあるフード達がかなり落ち込んで牢屋にいた。
シュン「何やってんの?」
風「あ、
幻帝ぃ~。
」
炎「ヘマしちまった。
」
水「雷帝が見事に罠に引っ掛かってね。
」
雷「・・・すまない。
」
闇「まぁまぁ、
仕方無いよ。
」
光「私を道連れにした人の台詞ですかね?」
オトヤ「光帝・・・オーラが黒いから。
」
シュン「オトヤまで・・・。
」
オトヤ「病み上がりで来るべきじゃなかったかな?」
から笑いが虚しく響く。
風帝至っては甘えるようにシュンにすがっている。
最初のコメントを投稿しよう!