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久しぶりに会った、洋子と昔の様に楽しく話して、気持ちが軽くなった、
私は、悩み過ぎていたのかもしれない。
「ねぇー奈緒美、ケーキ頼まない?」
「うん、頼もうか。」
私は、手をあげ店員を呼んだ。
「お待たせしました。」
「私はーモンブランを一つ。」
「あ、奈緒美まだモンブラン好きなんだー、私は、ショートケーキで。」
「はい、かしこまりました。」
「私って昔から、モンブラン好きだっけ?」
「えー、奈緒美は高校の時から、モンブランばかり注文してたよ。」
「記憶に無いけど、でも、子供の時から、栗のクリーム好きだったな…上の部分だけ食べて、下のスポンジ残して、お母さんに怒られた事があるよ。」
「えー、変な子。」
「違うよ、子供の時だから、今は、そんな食べ方してないからね。」
「別に、そんな食べ方しても私は、困らないし、怒らないけどね。」
「もー、ショートケーキきたら、苺食べてやる。」
「じゃあ、私は、スポンジ食べちゃうよ。」
と、その時。
「お待たせしました。」
ケーキが来た。
その後も、他愛のない話をした。
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