第1章

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久しぶりに会った、洋子と昔の様に楽しく話して、気持ちが軽くなった、 私は、悩み過ぎていたのかもしれない。 「ねぇー奈緒美、ケーキ頼まない?」 「うん、頼もうか。」 私は、手をあげ店員を呼んだ。 「お待たせしました。」 「私はーモンブランを一つ。」 「あ、奈緒美まだモンブラン好きなんだー、私は、ショートケーキで。」 「はい、かしこまりました。」 「私って昔から、モンブラン好きだっけ?」 「えー、奈緒美は高校の時から、モンブランばかり注文してたよ。」 「記憶に無いけど、でも、子供の時から、栗のクリーム好きだったな…上の部分だけ食べて、下のスポンジ残して、お母さんに怒られた事があるよ。」 「えー、変な子。」 「違うよ、子供の時だから、今は、そんな食べ方してないからね。」 「別に、そんな食べ方しても私は、困らないし、怒らないけどね。」 「もー、ショートケーキきたら、苺食べてやる。」 「じゃあ、私は、スポンジ食べちゃうよ。」 と、その時。 「お待たせしました。」 ケーキが来た。 その後も、他愛のない話をした。
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