プロローグ

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プロローグ

何度も何度も、その罪を思い返しては、 一人、涙を流し続ける秘め事。 生まれた時から、何もかもが同じの一卵双生児の私たちが招いた 細やかな過ちが、こんなにも全てを狂わせることになるなんて、 あの頃の私たちは思いもしなかった。 ゲーム感覚だった その遊びの末路。 その罪の重さを噛みしめながら、 今日も『星のない夜』を見つめ続ける。
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