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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯｯ
…なんて、昔からある漫画とかの目覚ましが鳴るとでも思った？
残念、あたしは目覚まし必要ないから。
まぁ大事なイベントがあるときは携帯の目覚まし使うけどね。
ま、ということで…っ！
志「おにーちゃんおっはよーー！」
おにーちゃんの部屋に行きベッドにダイブ！
「ぐぇっ」
志「起きて起きてっ！一緒に学校行こっ！」
「……毎朝毎朝飛び込んでくるのやめてくんねぇ？
いや起こしに来てくれんのは有難いが」
この人はあたしの大好きな一個違いのおにーちゃん、高杉晋哉(ﾀｶｽｷﾞｼﾝﾔ)。
おにーちゃんさえいれば何にもいらないんだ！
……いやでも流石に父さんはいるか。
あたし達の家は父子家庭。
あたしが生まれたあとに離婚したんだって。
だからあたし達を男手ひとつで育ててくれたから、感謝している。
まぁその分、傍に居られる時間は少ないけどね
だからこそ、ずっと傍に居てくれたおにーちゃんが大好きなんだ！
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