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ちなみにあたしは15歳で、つい昨日高校に入ったばっかりなんだ。
本当は高校なんて行く気なかったけど、おにーちゃんに来いって言われたから行ってるだけ。
同じ高校だからいつでも会えて最っ高なんだよね！
去年は家でしか会えなかったから死ぬかと思った。
……ブラコン？だから何？
晋「……あの、よ…志桜ちゃん？」
志「なーにー？」
晋「着替えるから出てってくんね？」
志「…………はーい」
あたしは別に気にしないんだけどな
ていうか、今日自己紹介とかあるんだっけ？
……すんごい面倒なんだけど。
サボろっかなー？
いやでも、そんなことしておにーちゃんの評価を下げたくないし………
行くしかないね
エッグトーストをテーブルに並べ、お弁当を包んでおにーちゃんを待つ。
晋「ふぁ………」
志「おはよ！」
晋「あぁ。……何か足りなくね？」
じ、と見つめるおにーちゃんの視線の先にはエッグトーストとお弁当が乗ってるテーブル。
志「そーかな？」
あ、でも確かに何か足りない気がする。
晋「ま、いいか」
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