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「何ブツブツ言ってるんですか?
早く夕食食べないと間に合いませんよ?」
「ん?あぁ、今行く」
そう返事をして、俺は久遠の後に付いて部屋に向かった
◇◇◇
「んんー!!やっぱり久遠の料理は最高だぁー!!
お前と契約できて俺は幸せだ!」
さっきまで言っていたことの真逆を宣言する現金な俺
だって、本当に久遠の料理は美味いんだよ
もう嫁にしたいくらい!!
「フフフ…いつもいつもありがとうございます。
でも今日は時間がないですから早く食べてくださいね」
微笑みながら言う久遠
料理を褒められて少し嬉しそうだ
「…んっ…りょうかーい」
少し名残惜しいが、料理を口に詰め込んで飲み込む
そんな俺の努力が実を結んでか、夕食は十分程で終わった
「さて、行きますか」
洋服を着替え、俺と久遠は家を後にした
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