#01 出会い

4/7
25人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「何ブツブツ言ってるんですか? 早く夕食食べないと間に合いませんよ?」 「ん?あぁ、今行く」 そう返事をして、俺は久遠の後に付いて部屋に向かった ◇◇◇ 「んんー!!やっぱり久遠の料理は最高だぁー!! お前と契約できて俺は幸せだ!」 さっきまで言っていたことの真逆を宣言する現金な俺 だって、本当に久遠の料理は美味いんだよ もう嫁にしたいくらい!! 「フフフ…いつもいつもありがとうございます。 でも今日は時間がないですから早く食べてくださいね」 微笑みながら言う久遠 料理を褒められて少し嬉しそうだ 「…んっ…りょうかーい」 少し名残惜しいが、料理を口に詰め込んで飲み込む そんな俺の努力が実を結んでか、夕食は十分程で終わった 「さて、行きますか」 洋服を着替え、俺と久遠は家を後にした .
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!