15人が本棚に入れています
本棚に追加
「これで明日、再試験受けれるわぁ」
そう言って安心する俺に親父はまだまだと言い自転車で並走をしていた。
そのまま付いて来いとスピードを上げる。それに必死に付いて行こうと頑張る。
トンネルを抜けてそのまま親父はT字路を右に曲がった。
俺はそれに付いて行こうとして、曲がれないのに気付いた。
「あっ、やばっ」
そう思った瞬間ブレーキも掛けれずに道から未知へ飛び出した。
そこは3mはあろうかという段差があった。俺は見事に自転車で空を飛んだのである。
なるほど空を飛ぶってこんな感じなの、、、
ガッシャーン
「ぐわっ、痛ってー」
感想を述べ終える前に地面にぶつかった。
自転車は大破、自分は無傷
……凄いな俺
余談ではあるが未だに1ヶ月に1回は転んだりする自分が、たまにバイクに乗るのが恐ろしい。
最初のコメントを投稿しよう!