Ⅰ
3/20
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
58人が本棚に入れています
本棚に追加
/
20ページ
「それならどうぞ」 多分余裕を見せたかったんだ。 僕の声は 思いがけずぶっきらぼうに聞こえた。 「こんな夜中に……迷惑じゃないのかよ?」 一瞬にして 繊細な目元に不安げな影がよぎる。 この子は 人の声のトーンだけで傷つくんだ。 そう思うといたたまれなくて チクリ胸が痛んだ。
/
20ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
58
スターで応援
229
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!