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何か手伝おうか?
と言う俺に、
「いいっすよ、ヒカルさんは休んでいてください」
そう言って俺にブランケットを掛け、クッションで枕を作ってくれた。
(客が見たら驚くだろうな…)
俺様キャラで売る剛の甲斐甲斐しい姿に俺は思わず笑ってしまった。
そして剛の言う通り、おとなしく休ませてもらうことにした。
本当は目が冴え、起きていても構わないのだが、それでは剛が落ち着いて料理が出来ないと思ったからだ。
横になって目を閉じた。
剛がキッチンに向かう足音に意識を向ける。
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