愛が足んない!!

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そんなことを考えていると、何だか静かになった。 グツグツとお湯が沸けている音だけが聞こえる…。 剛が、剛の足音がこっちに向かってきた。 ゆっくりと近づく…。 剛の気配が、こっちをみている視線が…、 間違いなく、感じる。 起こしにきたのだろうか? それにしても何を戸惑っている? テレビが付いた。 「あっ!やべぇー!」 慌ててるのが見なくても分かる…。 思わず笑いそうになり、そっと薄目をあけ、飯が出来たのか聞いてみた。 急に話しかけられてびっくりしたのか一瞬目が見開いたが、すぐいつもの笑顔に戻った。 「もう、出来ますよ~」
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