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ニンニクの臭いがする…。
でもそれはお互い様。
艶やかな唇はオリーブ油。
普段ならげんなりするキスだが今はそれどころじゃない。
もっと深く…、もっと激しく。
ヒカルさんの唇を、口腔内をおかしたいという欲求が膨らむ。
はじめは無理矢理に突きだした舌を拒まれたが、何度も唇を吸い、自分の唇で催促すると僅かに開いた隙間から滑り込ませた。
絡めるように舌を這わせ、苦しそうに息をするそれを吸い込む。
溢れそうな唾液は惜しまず飲み干した。
夢中になりすぎるあまり俺はいつの間にかテーブルの上に乗り上げていた。
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