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ソファーに軽く拳を打ちつけると 「いいや、僕は十分狡猾さ」 言葉通り 彼が僕を試していると分かっていながら 「綺麗だよ――君は本当に綺麗だ、薫くん」 優しく手を伸ばす僕はずるい。 それでも ――我慢できなかった。
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