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「イケないよ……だって……」 少し酔っているのかもしれない。 彼の唇から ほんのりブラック・ルシアンが香った。 冷静を装って 手の甲で唇を拭う僕に 「なんで?和樹に義理立てしてんの?」 美しい皮肉屋は 口端を上げて冷たく問いかける。
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