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「りん。2年生になって初仕事だね。」
「ゆり。そうだよ。新入生の誘導がね。」
「凜。私は、自分のクラスに並んでいて良いの?」
「うん。お願い。流石、爽歌だ。徹にはもう伝えてあるから。」
「うん。分かった♪」
「爽歌ちゃん♪私達の鞄をクラスに持ってって♪」
「うん。分かった♪」
と、爽歌は、言って、俺と悠里乃の鞄を2-Aの列に持って行った。
「凜兄ぃ。ゆり義姉ぇ。おはよう。」
「おはよう。姫♪」
「言っとくけど俺達先輩だから。先輩を付けて。」
「そうだよ。姫姉さん。」
「相変わらず変わらないね。敬語なんて。」
「半年で人は変わらないです。凜兄さん。」
「ところで、龍太達何部に入る? 」
「決めていません。」
「来週までに、部長に入部届出してね♪」
「はい。分かりました。」
「りん。」
「何?ゆり。」
「担任の先生、誰だろう?」
「ゴメン。俺も分かんない。」
「そうだよね。」
と、悠里乃は、言った。
「うん。」
と、俺は、言うと、通信機が、鳴った。
「はい。凜です。」
「凜?」
「兄貴。何、用件は?」
「凜達のクラスの担任は、姉ちゃんだから。」
「えっ!?兄貴は!?」
「俺は、1-Aの担任。」
「そうなの!?分かった♪んじゃまた、後で♪」
と、俺は、笑いながら言って、通信を切った。
「誰から?」
「兄貴から。」
「そうなんだ…。分かった♪」
と、悠里乃は、笑いながら言った。
「あっもうそろそろ並ばないとね♪」
と、俺は、笑いながら言って、1-Aの前に並んだ。
「では、生徒会長の凜くん。一言スピーチお願いしても良い?。」
「はい。ゆり。これ、持っといて♪」
「うん。」
「宜しく♪」
と、俺は、言って、中央の列の前に並んだ。
「生徒会長の柴原凜です。ようこそ。私立白鷺大附属高校へ。っと言っても中等部からの進学も多い訳で高等部へようこそ。高等部では、中等部よりも部活動数が多いですが、興味深い部活動に所属してもらいます。」
「えぇ~。」
「バイトは、本校では禁止しています。以上ですが質問はありますか?」
「はい。」
と、龍太は、言った。
「クラスは、前に立っている生徒会役員が、掲げている札を見ながら言ってくださいね♪」
「1-Aの柴原龍太ですが、どんな部活動があるのか分からなかったら何処に行けば良いですか?」
「はい。ありがとう。どんな部活動があるのか分からなかったら、生徒会室に来てください。質問がないなら終わります。」
と、俺は、言った。
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