第1章

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「あ~♪美味しかった。満足。」 「ちょっと、紗香食べ過ぎ…見てて気持ち悪くなったよ。夕飯は、食べられるの? 」 「大丈夫!!」 「それなら、いいんだけど…」 「満足したから、明里帰ろう!」 「わかった。」 「また明日学校で、バイバイ。」 明里と別れて家に帰っていたら… 「離せー。」 「このー。」 「やだ、助けてよ~。この変な模様、追いかけて来るんだよ~。」 「一人で逝け。」 「 俺を巻き込むなー。」 言い合いをしながらこっちに、ものすごいスピードで走ってくる二人の男の子が、いたんだ。 びっくりして動けないでいると、いつの間にか近くまで来ていたんだ。 そしたら、私の前までくると男の子を追いかけていた模様が、光だして、いきなり大きくなったと思ったら… 私と男の子二人が、大きくなった模様の中に入っていて、体が動けなくなってしまったんだ。 どうなっているの?
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