第1章

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二人でしばらく無言で、食べ続けているとふとこの感じが、優しい気がしてきた。 数分後、俺は食べ終わり、高林さんも食べ終わった。 食器を片付けていると、高林さんが小さな声で みなみ『美味しかったです。ごちそうさま。』 と言ってきたので、それだけでもこの家に慣れてくれたみたいに感じた。 食器の片付けが終わり高林さんを部屋まで案内した。 俺の家は四人家族の割りに部屋だけは無駄に多く、今思うと親父はこれを見越して作っていたんじゃないかと思ってしまうほどだ。 高林さんの荷物を全て運び終えたところで、あとは、1人でできるとのことだから自分の部屋に戻った。 部屋に戻ったところで、家のルールについて紙に書くことにした。
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